内容紹介
からだの大きな「ぼく」(かば)は、消防士やパイロット、ピアニストなど、いろいろなお仕事にチャレンジします。
どれもこれも、チャレンジしては見事に失敗ばかり。(その失敗のしかたがクスッと笑えるんです。)
だけど失敗したって、またチャレンジ!そして、疲れたときは「ひとやすみ」。
関西弁の語り口も楽しい絵本です。
おすすめポイント
新年度など新しいことがスタートするときは、大人も子どもも多かれ少なかれ、新鮮な気持ちや楽しみな気持ちや期待感がある一方で、肩にチカラが入りすぎたり、不安な気持ちや緊張感だってあります。
まさにそんな状況に一息いれてくれる絵本。
失敗したってまたチャレンジすればいい、疲れたら一休みすればいい、「ぼく」(かば)がそう言ってくれているようです。「ぼちぼちいこか」と。
本の情報
『ぼちぼちいこか』マイク・セイラー/作 ロバート・グロスマン/絵 今江祥智/訳 1980年 偕成社 32p 26cm アメリカの絵本 読んでもらうなら3歳頃から 自分で読むなら小学校低学年頃から
コメント