がたん ごとん がたん ごとん のせてくださーい
小さい子どもたちが大好きな、シンプルでリズム感のある繰り返しが楽しい、0歳からおすすめの赤ちゃん絵本。
あらすじ
がたん ごとん がたん ごとん
黒い汽車が走っていると、駅で待っていたのは哺乳瓶。
「のせてくださーい」
汽車が哺乳瓶を乗せて走り出します。
がたん ごとん がたん ごとん
次の駅では、コップとスプーンが「のせてくださーい」。
また次の駅では、リンゴとバナナが「のせてくださーい」。
次から次へとお客さんを乗せ、汽車は終着駅へ。
そこで待っていたのは…?
おすすめポイント
シンプルな繰り返しのリズムが楽しい
小さい子どもたちは、シンプルな繰り返しのお話が大好き。
そして、擬音やリズム感のある言葉も大好き。
まさに「がたんごとん がたんごとん」が、そう。
読み終わると、間違いなく「もう1回!」。
読む側の大人にとっても、リズム感が心地いい。
登場物の表情が楽しい
一見すると真っ黒な汽車だけど。
最初は引き締まった顔をしていたのが、お客さんを乗せるとニッコリ顔になったり。
ページをめくるたびに見せてくれる汽車たちの表情が楽しい。
身近にある物
哺乳瓶にコップにスプーン、リンゴにバナナなど…。
お客さんとして登場するのは、小さい子どもたちの身近にある物ばかり。
汽車は身近な乗り物ではないかもしれないけれど、電車の「がたんごとん がたんごとん」は身近にある音。
小さい子どもたちの日常にあるもので楽しめる絵本です。
おすすめポイントまとめ
1987年の発売以来、男女を問わず人気のある、0歳から楽しめる赤ちゃん絵本の定番。
我が家にある『がたんごとん がたんごとん』は、自治体のブックスタートの取り組みでもらったもの。何冊か選択肢があった中から選んだのが、この絵本だった。何度も何度も読むこととなり、大正解の選択だった。
ぜひ、赤ちゃんとの日常を楽しむ1冊に加えてみてくださいね。
本の情報
『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸/さく 1987年 福音館書店 20p 18cm 読んであげるなら0歳頃から
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