子どもがまだ小さかった頃、長時間のお出かけをするとき、子どもが退屈しないよう、ご機嫌に過ごせるようにと、お出かけ用のおもちゃや絵本をよく持ち歩いたものだった。中でもおすすめしたいのが、tupera tuperaの遊べる絵本たち。
『かおノート』
遊びとアートが一体になった絵本
1ページに1顔。「顔のベース」となる部分が描かれている。その数なんと全52種類!そして、目・鼻・口など「顔のパーツ」シールがたっぷり6ページ分。
ベースの顔に、自分でシールを貼ったりペンや色鉛筆で自由に描いたり。tupera tuperaと自分との合作のような、世界に1つだけの顔のできあがり!福笑いがアートな絵本になった!
大人も子どもも遊んで笑える『かおノート』。1人でこっそり作っても楽しい!誰かと一緒に作っても楽しい!
息子が小さい頃に描いたり貼ったりした『かおノート』。「お母さん!おこった顔!」というページもあった(笑)
久しぶりに見返してみて、“顔そのものを楽しむ”ってtupera tuperaのおもしろさや魅力のひとつだなぁとあらためて感じた。
お出かけにうれしいポイント
◇顔のパーツシールも本のページとして付いているため、シールがバラバラしないところが移動にうれしい。出先で鉛筆やペンなど書く物がなくても、付属のシールだけで楽しめる。
◇1人で遊んでもみんなで遊んでも楽しめるから、移動中に子どもだけで遊ぶのも、出かけた先で一緒に遊ぶのも、どっちも楽しめる。
子どもとのお出かけに大活躍したイチオシの1冊!
本の情報
『かおノート』 tupera tupera/さく 2008年 コクヨ 56p 19cm 対象年齢2、3歳頃から
『ノージーのひまつぶしブック』
「退屈」が「ワクワク」へ!
他にも子どもとのお出かけにもってこいの本、その名もズバリ『ひまつぶしブック』!
Eテレでおなじみ「ノージーのひらめき工房」から生まれた書き込み式の絵本。自由に落書きしたり、遊んだり眺めたり。退屈な時間がワクワク楽しい時間に大変身!ひまつぶしのつもりが創造力まで育んでくれそうな1冊。
本の情報
『ノージーのひまつぶしブック』 NHK「ノージーのひらめき工房」制作チーム&tuper tupera/作 2014年 金の星社 96p 21cm 対象年齢4、5歳頃から
tupera tupera
絵本を中心に様々な分野で活躍中の2人組ユニット。どの作品も斬新な発想と鮮やかな色使いが魅力。中でも代表作の『パンダ銭湯』や『しろくまのパンツ』は、そうきたかっ!という思いもよらぬ展開が、大人にも子どもにも本当におもしろい。tupera tupera作品をまだ読んでいない方は、説明するよりまずは読んでみてほしい。
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