雪を楽しむ冬のおすすめ絵本『ゆきのひ』

雪が積もったら、いつもの歩き慣れた道も、足あとをつけて歩くだけで楽しい。子どもだって大人だって、雪が降った日はワクワクする。
雪の美しさや楽しさが感じられる絵本。

あらすじ

ある朝ピーターが目が覚ますと、窓の外には雪が積もっていた。

ピーターは外へ飛び出した。

積もった雪の上は、足跡をつけて歩くだけで楽しい!

木に積もった雪をつっつくのだっておもしろい!

雪があるだけで、外遊びはグンと楽しくなる。

だけど雪がとけてしまうと悲しくなる。

雪で遊ぶ新鮮な喜びや楽しさ、そして、とけてしまうはかなさ。心に余韻の残る1冊。

おすすめポイント

雪が積もった日のピーターのワクワクする気持ちやあふれてくる好奇心が、シンプルに伝わってくる。

雪が降った日の子どもたちはみんな、きっとピーターと同じ気持ち(ほんとはきっと大人だって)。

コラージュで描かれた雪が美しい、冬に子どもと一緒に読みたくなる絵本。

本の情報

『ゆきのひ』
エズラ・ジャック・キーツ/作・絵 木島 始/訳 1969年 偕成社 32p 23cm アメリカの絵本 コルデコット賞受賞作品(※注)
自分で読むなら小学校低学年頃から 読んでもらうなら3歳頃から

(※注)コルデコット賞:アメリカで出版された絵本の中でもっともすぐれた作品の画家に対して1年に1度贈られる賞。1937年にアメリカ図書館協会によって創設。19世紀イギリスの絵本画家ランドルフ・J・コルデコットの名にちなんでいる。

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〜『ゆきのひ』のピーターその後の成長物語〜

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